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先輩社員に聞いてみよう。

不況やいろんなイレギュラーなことがあっても
入社以来仕事が途切れたことがありません。
とても安定した業種なのが一番の生きがいですね。

梅田 大輔

課長 39歳(勤続21年)
広島市安佐北区出身

ー この仕事を選んだわけは?

小さいころ家のすぐ前で道路工事がありました。土木工事の最後に舗装されみるみるきれいになっていく真新しい道路をみて、やりがいのある仕事だなと思いました。迷うことなく高校は土木科を選びましたね。

ー 会社の中ではどのような役割ですか?

現場監督として社内や社外のスタッフを束ねて工事をスムーズに進めていくように管理します。ガードマンを含めてだいたい12~13人のチームです。もっとも注意するのは安全管理ですね。仕事前のミーティングではその日の作業内容とともに、危険個所の確認は必ずおこないます。この業界は仕事が完了すると発注元である行政から評価点をいただきます。まずは安全に工事を終える事。仕上がり以上に意識しますね。

ー 若い社員への教育はどのようにおこないますか?

基本的にうちはOJTによります。現場で私たち先輩と一緒に仕事をしてもらいながら、どんどん現場を覚えてもらいます。現場に出て不明点や未経験の作業があると、すぐその場で教えていくのが成長してもらう一番の近道なんです。昔だったらスパルタ式に叩き込む、ということもあったのかなと思いますが、いまはそういう社員教育は通用しません。若い人とコミュニケーションを取りながらじっくり向き合うことを心がけています。それができる家族的な社風であることを誇りに思っています。

ー 仕事のやりがいは何ですか?

やはり工事が完成して、道路がきれいに舗装された瞬間は、「やりきった!」という達成感がハンパないです。道路の工事ですから、工事中から地元の人たちがよけながら通行するんですね。なにやってんじゃろ、どうなるんじゃろ、ってちょっといぶかしげな顔しながら。ときには頑張ってとか声をかけられる。そんなときは「迷惑をかけているんだ」ということも頭に入れながらできるだけコミュニケーションを取ります。出来上がった時に「きれいになったね。ありがとう」って声をかけてもらったり。正直、うれしいですよ。

ー この会社に入ってよかったと思うことは?

目上の人や若手の分け隔てなく声がかけやすいことですね。それと、仕事が安定してできることです。2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大とともに、建設業とかは工事が減ったり、延期になったり、という話を聞きましたが、私たち土木の方は、安定して仕事ができています。社会情勢に左右されにくく、将来の不安もあまり感じることはありません。そんな喜びは家族を持ってあらためて強く実感しました。